九星気学とは? 運勢を知るための古代からの知恵
正式名称は、九星気学風水 といいます。
(九星気学の中に「風水」は含まれています。)
気学の歴史
5000年前(1万年前)には気学はすでにあったと言われており、遁甲盤が記載されている一番古い文献が、中国の殷の時代(中国最古の王朝)のものといわれています。
この5000年前の智恵を、2500年前に孔子がまとめたというものが気学の元になっています。<中国(東洋)思想の幹>
そして気学は、天体学・統計学になります。
何故ここに山があるのか、何故ここに川があるのか、そういうところから研究が進んでいき、ここに行くと気持ちが良い、ここに行くと嫌な感じがする‥など、どうしてそういう事が起こるのかというところから発展して研究が進んでいった、という学問です。
統計学なので、確率でいえば100%その通りになる。と言われています。Σ( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!! ただ、傾向が強く出るか弱くでるかの違い、とのこと。
100%のものはこの世の中にはありませんという話もあるので、まぁそうやって言われているものなのか~と なんとなく思っていただけたらと思います。
九星気学でどんなことが分かるの?
まず気学での「運」の話ですが、
運は、その人が生まれた時の盤面 (地球上の気の配置)で決定すると気学では考えられています。ですので、生まれながらに持っている運気というのは大まかに一白~九紫なので九通り (もっと細かく言うと千通り以上)に分類されています。
そして、それらの星の人たちの各々の行動を分析して作られたのがこの統計学(気学)となるわけです。
それで本題ですが、この統計学(気学)を使って分かることは何かというと、
✶性格
✶潜在能力
✶相性
✶運勢(バイオリズム)
✶その人の吉凶方位
です。
(細かく言えば、まだまだありますが‥)
それらを気学で知ることができます。
「気学」から「占い」が誕生するまで
現在の占いの元は気学なんです☆ 気学から占いが誕生するまでの歴史を簡単に説明します。
まず、1世紀ごろに「気学」が枝分かれして、「易」になりました。
易経という書物が残っていますが、易というのは64種類の易の卦というものがあります。易というのは自分の奥深い部分、潜在能力を表現してくれます。ですので潜在的な問題や一番可能性の高い未来、相手がどう思っているのかなどが分かります。
易経というのは帝王学の書物なのですが、基本的に政治に使われていて、特に 飛鳥・奈良時代は文献としても残っています。江戸時代の戦国武将も易をたてていたとのこと。 今も政治家の人が最終判断をする際に易をたてて決めることもあるようです。
易の配列はDNAやパソコン、コンピューターの基盤の配列と同じなので、海外では科学系の研究者や電子工学、IT関係の人は易の勉強を結構しているのだそうです。必須科目になっている学校もあるのだとか。
その後「易」は、
「五行」「漢方」「ア-ユルベ-ダ」と枝分かれしていきます。
そして、「イスラム医学」に枝分かれしていきました。
イスラム教の教典の中に医学書があります。その医学書がヨーロッパに伝わり、そこで翻訳され「西洋医学」となって発展していきました。日本はオランダ経由で西洋医学として入ってきています。
その後、時代が進み「占い」というようになりました。
この占いは「裏成り」といいます。裏の成り立ちを知る、ということで これが占いの語源です。
ですので、占い師というのは本来裏の成り立ちを語る人で、事件や問題がその人に何故起こっているのかという裏の成り立ちを知る、というのが占い師でした。
現在は「裏成り」ではなく、相性占いなどカジュアルな「占い」になっていますね。
九星とは?
九星とは、宇宙の気(エネルギー)を八つに分類した星に、地球の五黄土星を真ん中に加えた九つの星です。
※五黄土星の象意に「腐敗」があります。いわゆる「死」です。永遠の宇宙には死はないですが地球にはある、ということです。
一白水星 (いっぱくすいせい)
二黒土星 (じこくどせい)
三碧木星 (さんぺきもくせい)
四緑木星 (しろくもくせい)
五黄土星 (ごおうどせい)
六白金星 (ろっぱくきんせい)
七赤金星 (しちせききんせい)
八白土星 (はっぱくどせい)
九紫火星 (きゅうしかせい)
これらを九星と呼びます☆
本命星と月命星って何?
「本命星」とは生まれた年の星のことで、性格や性質などを表します。
「月命星」とは生まれた月のことで、身体のこと(健康など)に影響があります。※8歳以上の場合。
他にも「傾斜」の星で潜在意識や隠れた才能、能力などが分かったり、「同会」の星で周りから求められる役割を知ったりします。
気学=気を学ぶ学問
気学は学問ですので霊感は使いません。
気を学ぶ学問なので、気の流れを学び、自分の人生に生かし、自ら気を取りに行くことで運命を切り開く。
そういうものとなっています。
「気」とは?
気というのは、量子力学でいう 素粒子やフォトンと振動 と呼ばれているものです。
例えば、楽しい、おもしろいと思うとフォトン(素粒子)が出てきます。目に見えない丸い粒です。それがパァっと出てくる時に動くので、波状の振動 (波動というのかな?)が起こります。なので気というのは、素粒子という丸い粒が波状に動いているという そういうものです。
これを東洋では「気」といいますが、日本では八百万の神という考え方があって、大いなる命、大いなる生命を 気 と定義づけたという文献も残っています。
よって、気というのは命です。大いなるものの命、宇宙のエネルギー。宇宙というと、宇宙があり自分が居る‥全部ひとつ ということ。(←ざっくりすぎる説明ですが;) スピリチュアルではワンネスといいますよね。なので命も宇宙のエネルギーも同じものと捉えます。つまりは自分を最大限に活かしてくれるエネルギーのことだと思ってもらえれば良いです。
この気というものは、無意識の状態でも出ています。楽しくても悲しくても怒っていても、何をしていても していなくても出ています。例えば楽しいと思うとそういうフォトンが出てそういう振動をする、そして不平不満を言った時はそういうフォトンが出てそういう振動をする、そういった感じです。
この人と合う合わないと思うことも、相手の発している見えない気を、人は敏感に感じることでそういう気持ちになると言われています。人だけでなく動物もですね。
ちなみに、東洋では「気」といいますが、西洋では「オーラ」、ハワイでは「マナ」といいます。インドでは「チャクラ」という人もいるようです。
まとめ(知っておきたい重要ポイント)
気学(気)とは
✶気学は、占いではなく学問(天体学・統計学)
方位学でもありません。方位学は気学の一部です。
✶気は、生命エネルギー。生きている=気を帯びている
動物も植物も、体(1つ1つの細胞) も、生きているものは気(生命エネルギ-がある)。
✶気学は 命の学問=生きる道 。
生きる道とは 命の使い方 で、気学の中に説かれています。
気学とはつまり、自分の命を知ってそれを活かす学問。
自分を活かせば、周りの人も活かすことができる。
自分が幸せになれば、周りの人も幸せにできる。
気学の歴史
✶1万年前から気の学問はあり、昔は気学を生活・政治・仕事(ビジネス)に取り入れていた。
✶易経、漢方、ア-ユルベ-ダ、イスラム医学・天体学は気学からできた。
✶名残が今でもある→天体 水金火木土(五行がある) 暦に土用・十二支
気学を知るメリット3つ
生きやすくなる
自分の命(生きる道・潜在能力・環境)が分かるので、自分の活かし方が分かる。
周りの命も分かるので、周りの活かし方が分かる。
自分の夢や願望が叶う速度がアップ
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